裏世界ピクニック8巻のネタバレと感想

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裏世界ピクニック 8巻のあらすじを紹介します。

鳥子と空魚は、冴月が裏世界で行方不明になったことを心配しています。

鳥子は冴月のことが気になり、心配しています。一方、空魚は鳥子への嫉妬のような感情を抱いています。

そして、裏世界に魅了されてしまう人々の結末を知ることになります。

二人は裏世界の危険性を知り、どのように向き合うのか、その答えが描かれています。

第43話 箱の中の小鳥Ⅱ

AP-1を裏世界へ運び終えて、小桜の家に戻ると、自宅の前に高級車が停まっていました。

鳥子は何かあるのかと小桜に連絡し、紹介したい人がいると伝えました。空魚と一緒に屋敷に入ると、そこには穏やかな男性がいました。

その男性は汀曜一朗といい、一般財団法人DS研究推奨委員会の事務局長でした。彼は以前、小桜から聞いた裏世界を専門に扱う研究機関の一員であり、空魚たちが沖縄から持ち帰った無限貝殻を買い取りに来てくれたのです。

汀は以前からお会いしたかったと丁寧に話しかけてきました。そのやり取りの中で、空魚と鳥子は裏世界のことを知っていくことになりました。

第44話 箱の中の小鳥Ⅲ

鳥子は冴月に連れられて、裏世界に入りました。冴月は以前、DS研の研究員でした。

DS研は最初はカルト的な研究グループでしたが、そこで偶然にも裏世界への入り口を見つけてしまいました。

多くの人々が裏世界の可能性を信じ、裏世界で手に入れた物質について研究を始めましたが、すぐに問題が発生しました。

精神に変調をきたす人や身体が変わってしまう人など、異常な変化や精神の病気に苦しむ人々が現れ、人ではない存在に変わってしまいました。

裏世界は危険な世界であり、入るべきではありません。

冴月はそのような世界に普通に行き来しており、裏世界に適応できる人を選んでいました。

その中の一人が鳥子でした。彼女がなぜ選ばれたのか、冴月の目的は何だったのかは、冴月がいなくなってしまった今ではわかりません。

しかしその研究ノートには何か手がかりがあるかもしれません。

そこで、研究ノートを調べてみることにしました。

果たして、研究ノートには冴月の秘密が書かれているのでしょうか?

第45話 箱の中の小鳥Ⅳ

鳥子に勧められて、空魚は躊躇しながらも研究ノートを開いてしまった。しかし、ノートには日本語でも英語でもない、分からない文字が書かれていました。。

もしもこれが裏世界の文字なら、空魚の右目で見えるかもしれないと思い、鳥子に押されてしまった。文字を見てしまうと、空魚は自分でも何を読んだのかわからないくらいの速さで読み上げてしまいました。。

意識を取り戻した時、空魚は冴月の姿を目にした。冴月が箱を持って宙に浮かんでいる光景に驚いたが、冴月が見えているのは自分だけだったのでした。

第46話 箱の中の小鳥Ⅴ

冴月は、自分にしか見えない小箱を抱えて、鳥子を見下ろしていました。

空魚は、空気が重くなっていることに気づき、何かあったのか尋ねる鳥子に対して、何もないと答えてしまいます。彼女が冴月を見てしまったら、取り乱す可能性があると思ったからです。

すると、冴月は突然消えてしまい、彼女が持っていた小箱だけが残されました。

小桜は、地面に落ちている小箱に気づき、警戒心を持って中を覗き込みます。

驚いた空魚は、みんなが見えていることに驚きます。

その時、小箱から赤い鳥が飛び出してきます。しかし、鳥子たちはその鳥に気づいていないようです。

小鳥が小桜に触ろうとした瞬間、彼女は押しのけますが、鳥子はそのまま具合が悪くなってしまいます。

鳥子は痛みを感じています。

そして、汀はこの小箱のことを思い出しました。

それは、冴月が見つけた裏世界のコトリバコと呼ばれるものでした。

ネットの世界で最も怖いお話の一つであり、呪いの対象とされるものでした。

中にある呪いの元凶を摘出しなければ、呪いは無効化されません。そのため、空魚と鳥子は二人でコトリバコの解体し無力化することを始めることにしました。

汀と小桜を室内から避難させ、二人はコトリバコのバラバラな状態へと解体を進めていきますが、湧き上がる赤い小鳥に蝕まれてしまう鳥子。

果たして、呪いを解くことはできるのでしょうか?

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裏世界にAP-1を運び込む鳥子たちを見送った後、小桜は一人で家に残りました。彼女は冴月のことを思い出していました。

彼女は自分を裏世界に連れ込んで、周りの人々を巻き込んでいく彼の行動に戸惑っていました。彼女は彼を嫌いだったのか、好きだったのかを考えながら、かつての自分と冴月の関係を思い出していました。

心境が複雑な中、汀曜一朗とDS研の知り合いが訪ねてきました。小桜は喜んで彼を迎え入れました。

感想

ついに登場したDS研は裏世界の研究所で、所長は汀 曜一朗です。8巻では、冴月の素性が少しずつ明らかになっていきます。

冴月は謎めいた人物で、彼女の不思議な存在感が漂っています。

裏世界の発見の経緯について疑問に思っていましたが、実際はカルト関係の集まりで偶然見つかった場所だったんですね。

政府関係者や米軍関係者は裏世界について知っているのか、彼らが調査に来るのではないかと心配しています。

裏世界に関わると怪物に変わったり、心のバランスを崩したりする危険性があることがわかります。

空魚たちも同じ運命に犯されるかもしれないと、小桜も心配しています。

冴月の真の目的はまだ明らかではありませんが、彼女はコトリバコを手に入れて鳥子を狙っていることは間違いありません。空魚は鳥子を救うために頑張っています。

次回、彼らが危機を乗り越えることができるのか、気になりますね。

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